眠る前に

坂の途中で君が
転びそうになった時 
僕の指が初めて君の手に触れた 
登り詰めたらあとは
下るしかないんだと
気づけなかった
またいつか ここに来られたら
いいと口にはしたけれど
返事はなかった
こうして目を閉ざせば 
いつでも君に遇える
そうして君の優しさ。。。。