一本の樹

僕の心の中に
1本の木がある
風があると揺れるんで
僕はその木を忘れたりはしない
風があると揺れるんで
あれはいつのことだったか
生きることだけが真実
緑の枝枝に隠れる
爽やかな空の色を感じた
緑の枝枝に隠れる
爽やかな空の色を感じた
僕の記憶の中に大きな砂漠がある
雨が降ると染み込むので
忘れていた僕は思い出す